法然上人浄土宗 開宗850年記念壇参

 

季節は春から夏への変わる時期を迎えていますが、

皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

 

 

5月はかねてより計画しておりました

法然上人浄土宗

開宗850年記念壇参旅行がありました。

 

 

 

この節目の年に

計32名のお檀家さんやご参加いただいた皆様と

知恩院へお参りができましたこと、

誠に嬉しく思います。

 

 

 

 

5月9日、10日の旅行の様子を

少し紹介させていただきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

【1日目】

京都:浄土宗 住蓮山 安楽寺 参拝

 

 

法然上人の弟子

住蓮上人と安楽上人を開基とするお寺。

 

 

 

 

 

「浄土礼讃根元地」

 

開山両上人は、善導大師の『往生礼讃』に

大原魚山(天台宗)の礼賛声明を転用して

浄土礼讃を完成されました。

 

 

 

 

 

 

 

両上人が称える礼讃はとても素晴らしく

両上人の前で出家を希望する人がたくさんいました。

その中に、後鳥羽上皇の女官、

松虫姫と鈴虫姫がおられました。

 

 

 

 

 

 

法然上人や両上人の教えに感銘を受けた

松虫姫と鈴虫姫は、

後鳥羽上皇が留守のときに

密かに京都小御所を忍び出て出家します。

 

 

 

 

 

 

これを知った上皇は激怒し『専修念仏停止』の宣下によって

両上人は死刑、

法然上人は讃岐国(現在の香川県)

親鸞聖人は越後国(現在の新潟県)

に配流されました。(建永二年・1207年)

 

 

 

 

 

室町時代の末、(1523年~1555年)

両上人の供養のため、この地に安楽寺が建てられました。

 

 

 

 

 

本堂が再建され阿弥陀五尊像を安置し、

傍らに住蓮・安楽両上人と

松虫姫・鈴虫姫の座像や

法然上人張子像などを祀っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕食

 

庭園がきれいな料亭で

お食事をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【2日目】

 

 

二日目は知恩院へお参りします。

 

 

 

 

 

 

国宝 知恩院三門 参拝

 

見上げるほど立派な

知恩院の三門。

 

 

 

 

 

 

普段は入ることのできない三門の上へ、

特別に登らせていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

とても急な階段 (>_<)

 

 

 

 

 

 

 

 

登った後は

素晴らしい京都の景色を眺めることができました!!

 

 

 

 

 

 

 

重要文化財 知恩院経蔵 参拝

 

 

 

 

 

 

 

 

法然上人浄土宗 開宗850年記念の

『 念仏結縁柱 』

850年の記念の年として

より多くの人に法然上人とご縁を結んでもらいたいという思いから

建立されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

御影堂の中に祀られている

法然上人のお像の左手と、

五色の網が繋がっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

除夜の鐘で知られている

日本三大梵鐘の一つ

知恩院の大鐘。

 

こちらも特別に中に入らせていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際に触って

鐘の厚さ、冷たさ

壮大さを感じました(^^)

 

 

 

 

 

どうやってつくのか

何人がかりなのか

練習は?

除夜の鐘について膨らむ疑問。

 

 

 

 

 

 

 

この機会にたくさん聞くことができました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナ禍のため、約四年ぶりとなった

今回の報土寺の檀参旅行

法然上人浄土宗 開宗850年記念壇参旅行

 

 

 

 

 

 

 

 

法然上人のゆかりのお寺をまわったり

850年という節目の年に知恩院へお参りにいくことができたりと

とても記憶に残る素敵な旅行となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来年度も計画していますので

楽しみにお待ちください(^^)